オランダ　クレラー=ミュラー美術館所蔵　ゴッホ展　作品集

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1996年2月17日〜1996年3月22日まで
名古屋市美術館で開催されていた
美術展で購入しました。
色の劣化などがあります。

あいさつ分より(一部分)↓
このたび、日本において待望久しい本格的なゴッホ展が、オランダのクレラーミュラー美術館の全面的協力によって、37年ぶりに実現する運
びとなりました。

アムステルダムの東方約80キロ、オッテルローにある広大なホーへ・フェルウェ国立公園の豊かな自然に囲まれたクレラー=ミュラー美術館
は、オランダの実業家夫人であったヘレーネ・クレラー=ミュラー ( 1869-1939) の収集品を核として、19・20世紀の絵画、彫刻、素描の優れたコレクションを有しています。

1938年に開館したこの美術館の所蔵品のうち、最もよく知られたものがゴッホ・コレクションです。そこにはヘレーネの尽力により1908年から20年にわたって購入されたものを中心に、数多くの傑作がそろえられています。

フィンセント・ファン・ゴッホ (1853-1890) は、オランダ南部のフロート・ズンデルトに牧師の子として生まれ、画商、伝道師など様々な職業に就いた後、自らの精神的希求と苦悩を表出させる手段として画家を志し、わずか10年の間に 1,700点に及ぶ作品を制作、近代美術史上に残る傑作の数々を生み出しました。

初期には暗い色調で農民の質素な生活を描きますが、 1886年からのパリ滞在で印象派と新印象派に出会い、明快な色彩表現を体得します。さらには印象派的色彩を徹底して主観化し、躍動的な筆触で己の内に秘める激しい感情を画面にぶつけ、表現主義的ともいえる独自の世界を切り開きました。後期印象派を代表する画家の一人として、ゴッホがその後の現代絵画の展開に与えた影響は計り知れません。

またゴッホは、その色面の表現、大胆な構図、さらには自然との共生という態度に至るまで、日本の浮世絵を中心とする美術に多大な感化を受けています。

本展覧会は、クレラー=ミュラー美術館の270余点におよぶゴッホ・コレクションから特に選び抜かれた、著名な代表作を含む油彩31点、画家としての自己を確立するまでの苦闘の跡がよくうかがえる水彩・素描42点の合計73点で構成され、ゴッホ芸術の初期から晩年までを通観でき
る絶好の機会となるものです。

2年以上前

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カテゴリ	エンタメ/ホビー › 本 › アート/エンタメ
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