デヴィッド・クロスビー／イフ・アイ・クッド・オンリー・リメンバー・マイ・ネーム

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商品説明

1971年の作品。
デヴィッド・クロスビーは、1941年生まれの米国のシンガー・ソングライターです。
彼のプロ・ミュージシャンのしての成功のスタートは、バーズから始まりました。
当時はブリティッシュ・インベンションと称して、ビートルズなど英国のバンドが多数ヒット・チャートに進出するなか、彼らの影響を受けながら、米国に根付くフォークやカントリーの要素を織り込みながら、また別のバンド・スタイルを独創したことは、現在に至るまでロックの歴史で評価されており、クロスビーはリズム・ギタリストとコーラスのアレンジで貢献しました。
そして、クロスビー・スティルス・ナッシュ（＆ヤング）の結成。
当初は、スティヴン・スティルス（元バッファロー・スプリングフィールド）、グラハム・ナッシュ（元ホリーズ）との構成で、あのロックの歴史に残る、1969年のウッド・ストック・フェスティバルにいきなり参加し、初々しいながらも、時代のターニングポイントに立ち会うことになりました。
その2年後に発表されたファースト・ソロ・アルバムが今作です。
これまでバーズというバンド形態を作ったり、ウッドストックという歴史的イベントに参加してきただけあって、当時の時代の空気の影響を受けながら、多くのミュージシャンの協力を得て作られた作品となっています。
グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインと親交を深めており、オープニングの『ミュージック・イズ・ラヴ』という断定的なタイトルと内容からもわかるように、ヒッピー＆サイケデリック・ロックの影響が、彼のなかに残っているのがわかります。
あるいはスキャット・コーラスのみの『タマルペ・ハイ』は、＂音楽に言葉は要らない、樹木に葉がなくても良いように（Song With No Words ,Tree With No Leaves）＂という自然に還ろうとする思想が隠されています。
そしてフランス語で歌われる『オルレアン』は＂"I'd Swear There Was Somebody Here（誰かがここにいたと誓って言えるよ）＂の意味であり、これは1969年に交通事故死した恋人のクリスティン・ヒントンに捧げたものと思われます。

日本盤なので、ライナーノーツ・英詞・対訳・帯、すべて揃っています。
美品です。

4年以上前

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