楽天IDで会員登録
『 虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』大島幹雄
¥1,100 SOLDOUT
「『 虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』大島幹雄」に近い商品
SOLD OUT
SOLD OUT
SOLD OUT
SOLD OUT
¥1,100 送料込
-
本人確認済
商品説明
昭和29年秋、東京。ふと口ずさんだロシア民謡からすべては始まった、何ももたない青年がドン・コザック合唱団の来日を実現し、ボリショイバレエ団、ボリショイサーカス、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団など「幻」と思われたアーティストを次々と招聘して旋風を巻き起こす。栄光、破産、そして居酒屋経営での再起。評論家の大宅壮一は小谷正一(井上靖の「闘牛」のモデル)と神彰を評して『呼び屋』と呼んだとされる。外国より歌手、劇団、俳優を連れてきて公演させる芸能プロモーターであるが、『実演』時代に大都市や地方のプロモーター、ヤクザとの橋渡しもつとめていた。神は共産圏に強いコネクションを持ち、冷戦時の鉄のカーテンをこじ開けたことから『赤い呼び屋』と呼ばれた。大正11年、函館の海産物問屋の四男として生まれた。地元の商業高校を卒業後、昭和17年に旧満州ハルビンにわたり、東亜旅行（現・日本交通公社）の満州支社に入った。戦後の昭和22年に引き揚げ、職を転々としたが、満州時代の知人らとともに興行会社を設立。昭和29年、杉並区荻窪にアパートを借り、そこで満州時代の知人である岩崎篤（元満州国治安部軍人）、長谷川濬（元満州映画協会社員）とドン・コサック合唱団を日本に呼ぶ計画を練り、昭和31年ロシア革命によって祖国を追われた白系ロシア人らからなるドン・コサック合唱団を日本に呼んだ。昭和37年に作家有吉佐和子と電撃結婚するも、2年後の昭和39年に年に離婚。「戦後の奇跡」神彰の波瀾の生涯を描く。第一章 幻のはじまり（虚業成れり ドン・コザック招聘秘話、ドン・コザック旋風）第二章 けものたちは荒野をめざす（函館から満州へ コスモポリタンが棲む街、たそがれの満州）第三章 赤い呼び屋の誕生（侍たちがやってきた、鉄のカーテンをこじ開ける、ボリショイの奇跡）第四章 驚異の素人集団「アートフレンド」（七人の侍たち、俺はディアギレフになる、世界の恋人は来なかった、革命の時、電撃結婚）第五章 「赤い呼び屋」の挑戦状（梟雄たち 興行戦争の実態、アメリカの罠、不信のとき、破綻と破産）第六章 どん底から（銀座五丁目の雑居ビルから、復活のスピードウェイ、異端児たち）第七章 天女との出会い（運命の出会い、復活と死）第八章 消えた幻を追いかけて（アートライフ 居酒屋の時代、父と娘、幻談義、幻の終焉 鎌倉から函館へ）388頁 岩波書店
4年以上前
-
本人確認済
商品説明
昭和29年秋、東京。ふと口ずさんだロシア民謡からすべては始まった、何ももたない青年がドン・コザック合唱団の来日を実現し、ボリショイバレエ団、ボリショイサーカス、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団など「幻」と思われたアーティストを次々と招聘して旋風を巻き起こす。栄光、破産、そして居酒屋経営での再起。評論家の大宅壮一は小谷正一(井上靖の「闘牛」のモデル)と神彰を評して『呼び屋』と呼んだとされる。外国より歌手、劇団、俳優を連れてきて公演させる芸能プロモーターであるが、『実演』時代に大都市や地方のプロモーター、ヤクザとの橋渡しもつとめていた。神は共産圏に強いコネクションを持ち、冷戦時の鉄のカーテンをこじ開けたことから『赤い呼び屋』と呼ばれた。大正11年、函館の海産物問屋の四男として生まれた。地元の商業高校を卒業後、昭和17年に旧満州ハルビンにわたり、東亜旅行（現・日本交通公社）の満州支社に入った。戦後の昭和22年に引き揚げ、職を転々としたが、満州時代の知人らとともに興行会社を設立。昭和29年、杉並区荻窪にアパートを借り、そこで満州時代の知人である岩崎篤（元満州国治安部軍人）、長谷川濬（元満州映画協会社員）とドン・コサック合唱団を日本に呼ぶ計画を練り、昭和31年ロシア革命によって祖国を追われた白系ロシア人らからなるドン・コサック合唱団を日本に呼んだ。昭和37年に作家有吉佐和子と電撃結婚するも、2年後の昭和39年に年に離婚。「戦後の奇跡」神彰の波瀾の生涯を描く。第一章 幻のはじまり（虚業成れり ドン・コザック招聘秘話、ドン・コザック旋風）第二章 けものたちは荒野をめざす（函館から満州へ コスモポリタンが棲む街、たそがれの満州）第三章 赤い呼び屋の誕生（侍たちがやってきた、鉄のカーテンをこじ開ける、ボリショイの奇跡）第四章 驚異の素人集団「アートフレンド」（七人の侍たち、俺はディアギレフになる、世界の恋人は来なかった、革命の時、電撃結婚）第五章 「赤い呼び屋」の挑戦状（梟雄たち 興行戦争の実態、アメリカの罠、不信のとき、破綻と破産）第六章 どん底から（銀座五丁目の雑居ビルから、復活のスピードウェイ、異端児たち）第七章 天女との出会い（運命の出会い、復活と死）第八章 消えた幻を追いかけて（アートライフ 居酒屋の時代、父と娘、幻談義、幻の終焉 鎌倉から函館へ）388頁 岩波書店
4年以上前
本人確認済
コメント
商品について質問する
宜しくお願いいたします。
payday様、了解いたしました。本日、夜に帰宅しましたら価格改定をいたしますので、暫くお待ちください。宜しくお願い申し上げます。黒猫
1100円ではどうでしょうか？
payday様、御来店を頂き御礼申し上げます。少額であれば可能です。黒猫
こちらの本はお値下げは可能でしょうか？