R.E.M.／ライフズ・リッチ・ページェント

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商品説明

1986年の作品。
R.E.M.の4枚目の今作は、大きな驚きと共に、賞賛を持って受け入れました。
バンド・サウンドはタイトで力強くなり、何といってもボーカルのマイケル・スタイプのスタイルが大きく変わり、歌詞がはっきり聴き取れる、明らかにリスナーに対するオープンさを感じさせるものになりました。
セールスも、全米アルバム・チャート21位を記録するヒットとなりました。
この変化は、ジョン・クーガー・メレンキャップを手がけたプロデューサーのドン・ゲーマンの力がありました。
ゲーマンは彼の作品のプロデュースを一貫して行い、それ以前には、ジェームス・ブラウンやロギンス＆メッシーナやシカゴとも仕事をしたことのある、米国のロックに精通した人物。
当時新たなオルタナティブ・ロック・バンドとして台頭していたR.E.M.にとって、受けた刺激も大きかったようです。
それまでも一部の若いリスナーから熱狂的支持を受けつつも、多くの場合、わかりにくいイメージ（特にスタイプのボーカルは英語圏の人でも聴き取りにくいものでした）が強かったのを、ハードなロックンロールのエッセンスを加えたポピュラリティーのあるサウンドにし、それによってバンド全体がメッセージ性の強い存在に変化していったのです。
表ジャケットのデザインは、メンバーのピーター・バックと、人間に乱獲され殺されてきたアメリカバイソンの写真のコラージュ。
このジャケットが示すように、今作では環境保護に関する問題提起をする曲が多くなっています。
なお、アルバム・タイトルは、映画ピンクパンサー・シリーズの『暗闇でドッキリ（A Shot In The Dark）』の、クルーゾー警部が何か災難に会うたびに「ええ、これもまた人生の面白い一幕ですな（Yes, I probably will. But it's all part of life's rich pageant, you know?）』と言う台詞から引用したもの。
劇的に、シリアスに変身を遂げながらも、こんなタイトルをしてしまうのも、彼ら独自のユーモアなのかもしれません。

日本盤なので、ライナーノーツ・歌詞・対訳・帯、すべて揃っています。
経年により、白い紙やケースの一部分に色褪せがありますが、それ以外は美品です。

3年以上前

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