[完成品] 1/72 日本海軍 九六式二号艦上戦闘機

[完成品]
1/72 フジミ模型製
日本海軍 九六式二号艦上戦闘機
三菱航空機製
第12海軍航空隊所属機
（中国漢口）

フジミ模型製1/72スケールのキットをストレートに組立・塗装しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。機体全面は無塗装を表現してシルバー塗装、エンジンカウリングは三菱系カウリング色、プロベラの前面は銀色、裏面はつや消し黒色塗装、機内は三菱系機内色、タイヤはつや消しタイヤブラック色です。日の丸はスライドマーク貼り付けではなく、吹付塗装としました。
あくまでも素人が趣味で製作したものですのでご理解の上、 仕上がり、完成度も含めて画像にてご判断願います。
また当商品は非常にデリケートな商品ですので、発送に 際しては細心の注意を払って梱包、発送を致しますが、発送途中で部品の脱落や、折れた りすることもあるかも知れませんので、ご自分で補修が 可能な方の入札をお願い致します。
尚、他にも同時に出品していますので、そちらで 先に落札が掛かることもあるかも知れませんので ご了解願います。

[九六式艦上戦闘機について]
1934年、日本海軍は次期艦上戦闘機の試作に対し、あえて艦上機としての性能を要求せず九試単座戦闘機として近代的高速機を求めた。三菱では高速と空戦時の運動性に重点が置かれ、空気力学的洗練と重量軽減が追求された。その結果、海軍制式機としては初の全金属製低翼単葉機とした。また主脚は構造重量の増大や未舗装の飛行場での運用想定を勘案して固定脚とし、できる限り小形として空気抵抗を抑えるため流線型のスパッツで覆った。また表面の空気抵抗を減らすため枕頭鋲を採用した。これらの技術を盛り込んだ結果、当時の固定脚機の水準を超え、海軍の正式飛行試験において要求性能の『最高速度352km/h以上』をはるかに超え、450km/hの公認最高速度を発揮した。運動性能も旋回性能は非常に良好で、高速でかつ運動性能の良い戦闘機が完成した。本機は中国戦線の活躍で高性能を発揮し上海での初戦を皮切りに南京方面までの中国大陸で中国軍を駆逐し、ノモンハンの戦いでは陸軍の九七式戦闘機と共にソ連機を圧倒する強さを発揮する大活躍をした。しかし、重慶への渡洋爆撃が始まると本機の行動半径での対応が難しくなり、新規開発された航続距離の長い零式艦上戦闘機に主力戦闘機