大川周明『復興亜細亜の諸問題』上下巻セット

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日本は「大乗相応の地」である

ヨーロッパは夢より醒めねばならぬ。而してアジアは惰眠より起たねばならぬ――。日露戦役後も英露・英独の角逐に翻弄され続けるアジア。各国事情の中に復興の兆しを見すえ、日本は大乗アジアを率先すべしと唱える大川周明が三十代半ばで世に問うた名著。

- 書  名:復興亜細亜の諸問題
- 著  者:大川周明
- 序  文:大川賢明(大川家十七代当主)
- 仕  様:文庫判(148 × 105ミリ)
- 上  巻:160頁(5.8ミリ)|978-4-907511-38-8
- 下  巻:176頁(6.3ミリ)|978-4-907511-43-2
- 初  版:2016年12月22日
- 定  価:各495円+税

日本は「大乗相応の地」である。故にその政治的理想は遠々として高からざるを得ぬ。国を挙げて道に殉ずるの覚悟を抱いて、而して大義を四海に布かんこと、これ実に明治維新の真精神を体現せる先輩の本願であった。新日本の国民は、この本願を伝統して森厳雄渾なる職責を負わねばならぬ
――大川周明(法学博士・思想家)

大東亜共栄圏の持つ意義とアジア諸国の独立を声高く言わんとしたその思想を、読者はきっと本書の中に見いだしてくれるに違いない
――大川賢明(大川家十七代当主)

アジア論についていうと、かれの主著は『復興亜細亜の諸問題』と『亜細亜建設者』でありましょう
――竹内好(中国文学者)

[著 者 略 歴]
大川周明〈おおかわ・しゅうめい〉1886年、山形県酒田に生まれる。法学博士、社会運動家。熊本第五高等学校から東京帝国大学哲学科に進学しインド哲学を学ぶ。18年から南満洲鉄道東亜経済調査局で調査研究を行なう。32年の五・一五事件で下獄。また極東国際軍事裁判では民間人唯一のA級戦犯容疑を受ける。『復興亜細亜の諸問題』『日本二千六百年史』『米英東亜侵略史』など著作多数。コーラン全文の翻訳などイスラム研究でも知られる。57年逝去、享年71。

[関 連 書]
- 岡倉天心 茶の本
- 岡倉天心 日本の目覚め
- 大川周明 復興亜細亜の諸問題
- 大川周明 米英東亜侵略史
- 大川周明 日本二千六百年史
- 頭山満 大西郷遺訓

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カテゴリ エンタメ/ホビー

人文/社会
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