USSR AIRCRAFT CARRIER MNNCK.

ウオーターラインシリーズNo.130
ソビエト航空母艦 ミンスク。1/700 。
｢ミンスク｣はソ連の新鋭母艦として、極東に配備されているが、｢キエフ｣級の第２番艦として、黒海沿岸のニコライエフ造船所で建造されたものである。着工は1972年、進水は1974年と言われている。ソ連海軍は長い間空母を保有していなかったが、対潜ヘリコプターKa-25ホーモン、VTOL戦闘機YaK-36フージャーを搭載する本格的空母として登場してきたわけである。｢ミンスク｣の特長は、空母としては例がないほど、巡航ミサイル、対潜ロケット、対潜ミサイル、対空ミサイルなど多くの最新鋭兵器を搭載していることである。ソ連では｢キエフ｣級を空母とは呼ばず、｢対潜巡洋艦｣と称しているが、巡航ミサイルランチャーなどを備えた艦首部巨大な艦橋は巡洋艦と呼んでもおかしくない。艦橋部にはミサイル等の管制用のレーダーが多くあり、中央には衛生通信用アンテナを収容していると思われるレドームが巨大な艦橋をしめくくっている。