トヨタ　セリカ　本カタログセット　流面形以降（T16～T20）3世代

FF車になってから以降のトヨタセリカの本カタログセット（6冊）です。15年ほど前まで熱心に集めていた物を放出いたします。暗所にまとめて保管してありましたが、経年などにより特に表紙などに傷みがありますが中身は貼り付きなどなく、読める状態です（変色はありません）。
現在は「セリカ」の車名がラインナップから消えてしまって久しいですがこのカタログ当時のセリカはFR時代からラリーで活躍していた、スポーツイメージの強いクルマでした。「流面形」登場当時は４A‐Gを搭載した「1600GT」グレードも設定されていたり（MC後には廃止されているようです）、真打ちである「GT-FOUR（フォア、と発音していましたね）」の発売はFF車よりも遅らせて発売するなどの演出もあり、次の型「ウォンテッド・ニュー・セリカ」では当時話題の「エディ・マーフィ」氏をキャラクターに起用、後期以降ではワイドボディの「GT－FOUR・A（アドバンス、の意）」を追加してタイヤサイズの自由度を上げるなどの底上げ的な改良、次ぐ「セリカの男」ではリトラクタブルヘッドライトまで廃止してラリーへの本気度を示すなど、当時の走り屋たちが「走りがいいのはFR、（フルタイム）４WDは速いけど邪道」という風潮をランエボ、インプレッサたちが覆してしまう以前からターマック（舗装路）でもグラベル（悪路）でも速いクルマを作ろうとしていたことが伝わってきます。スタイルの良さから入るもよし、ラリー仕立ての硬派な走りを求めても良し、コンバーティブルで街を流すもよしの軟派なイメージさえ漂う「スペシャリティカー」でしたが、現在もこのクルマを愛用している方、ぜひ今後も長く愛してあげてくださいね（後のセリカは新世代1800エンジン搭載車のみとなり、名機３S-G系のハイパワー版は新型カルディナのみに受け継がれましたが、当時のレガシーツーリングワゴンなどの強敵に阻まれてセールス的には振るわなかったようです。さらに後には2ドア・スペシャリティはより高価なレクサス・ブランドのみとなり、新86が登場するまでは走り屋向けは不在の時代でしたね）。オマケとしてラリー競技向け限定車のカタログ（見開きのみの簡易版）も同封いたします（送料の都合によりセットのみの提供となります。バラ売りは検討いたしませんのでご了承ください）。