ツァボライト（グリーンガーネット）リング

ツァボライトは、1967年にイギリスの地質学者キャンベル・R・ブリッジズがケニアとの国境付近タンザニアの北東地域で発見しました。
ところがタンザニア政府はこの美しい鉱物を輸出することを禁じたため、世に出ることはありませんでした。
キャンベル・R・ブリッジズは諦めきれず、ケニア側にも目をつけ採掘許可を取得します。
思惑が的中し、1971年ケニアの「ツァボ国立公園」で見事なグリーンガーネットを産出することに成功したのです。
「ツァボイライト」という名前の由来にはティファニー社がかかわっています。
正式名称は、「グリーングロシュラーライトガーネット」と言い、略して「グリーンガーネット」と呼ばれていましたが、「ツァボ国立公園」で採れることから、ティファニー社が「ツァボライト」と命名し、大々的にアピールしたのです。
歴史の浅いグリーンガーネットは、ティファニー社によってプロデュースされ「ツァボライト」として、たちまち世界中の宝石好きを鷲づかみにしました。
和名は、灰礬柘榴石（かいばんざくろいし）と言います。
とても美しい蛍光しているかのようなグリーンが印象的なツァボライトを贅沢に2石使用したデザインも素敵なリングです。

サイズ
石のサイズ
約4.2×3.2mmを2石
フリーサイズ
シルバー925
ゴールドの部分はK14コーティング