【直筆サイン入り】ヘルヤの絵本 "なかなおり"

ご覧頂きありがとうございます☆

大人気のヘルヤのうさぎですが、こちらはその可愛いうさぎたちが主役の絵本、"なかなおり"です。
こちらはヘルヤの絵本の中では第8作目にあたります。
絵本の中の挿絵は、全てヘルヤが手掛けた陶板が使われているため、絵本は絵本でも挿絵にとても迫力があります。

題名 : Toi rusakko(なかなおり)
作者 : Helja Liukko Sundstrom
版元 : KIRJAPAJA

こちらは本国より取り寄せました中古本です。
元よりカバーなどの無い絵本になります。
落丁や落書きも無く、表紙角には保管時の傷みがございますがページは全て折れなどなく美品です。
本文はフィンランド語ですが、挿絵を眺めているだけでも可愛らしくて飽きません。
表紙をめくると前所有者様の(お子さんの)お名前と、ヘルヤのサインが直筆で入っております。
本国の出版元でも今現在は廃版となっております。

あらすじ

森に住む茶色い野うさぎのルサは、ある日人間に飼われている真っ白なうさぎたちが、美しい青いドレスを着てアイススケートをしているのを見つけます。野うさぎのルサは、白うさぎたちが可愛がられ、美味しいご飯やフカフカのお布団で眠る暮らしを羨ましく思います。

好奇心旺盛なルサは、何とかして自分も白うさぎと一緒にスケートがしたくて堪らなくなり、変装してお揃いの青いドレスを纏い、紛れ込むことに成功したものの、転んで倒れた時に変装が破れ正体がバレてしまいます。

ルサは恥ずかしいけれど、正直に変装の理由を話します。
すると白うさぎたちは相談してルサをスケートの仲間にしてくれました。新しい友達も出来、スケートもどんどん上手になりました。

でも白うさぎのププだけは、ルサと話そうとせず、他の白うさぎたちにもルサを仲間外れにしようと持ちかけます。
他の白うさぎたちがそれを聞かずにルサと仲良くする様子に、ププはだんだんとイライラを募らせます。

あらすじはまだ物語の序盤ですが、ヘルヤの絵本らしく、差別やいじめに焦点を当てこの後のストーリーが展開します。フィンランド語のため、上記内容は個人で翻訳した上での理解とお考え下さいますようお願いいたします。
お探しだった方、フィンランド語のお勉強にも。

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