ドイツと日本　国際文化交流論 小塩節 著📚文庫本📚

ドイツと日本　国際文化交流論
小塩節 著
講談社学術文庫
1994年12月10日　第1刷発行
定価900円（税込み）　現在定価不明

ドイツ文学者である筆者が、ケルンの日本文化会館館長の体験を交え、日独文化の実態を説く。映画「寅さん」の上映による日本的発想の紹介や、在職三年間に百五十回にのぼった講演など、文化交流に奔走した日々をいきいきと描写。また、幕府により初めてヨーロッパに派遣された文久遣欧使節の足跡をたどり、知られざる国際交流の歴史を明かす。日本とドイツをめぐる興味深い交流の記録と提言。

小塩節（おしおたかし）
1931年長崎県生まれ。東京大学独文科卒業。現在、中央大学文学部教授。国際交流基金理事。1985〜88年西独日本国大使館公使、ケルン日本文化会館館長。著書に『ファウスト』『トーマス・マンとドイツの時代』、訳書『ゲーテ詩集』、トーマス・マン『ヨセフとその兄弟』等。学術文庫に『ドイツ語とドイツ人気質』『ライン河の文化史』『ドイツの都市と生活文化』。

表表紙の左上角に小さなキズあり。
裏表紙の右端に筋が縦にあり。
全体にヤケ、シミあり。
カバーの背の最上部にキズあり。
カバーにスレやキズ、僅かにヤケあり。
概ねきれいな状態です。

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