株勝率８０％の逆張りシステムトレ－ド術 むずかしい相場でも勝てる

株式相場が上昇してくると株式投資を始める個人投資家が増えますが、大半の人は相場に振り回されてなかなか上手に収益を上げることができず、損失に耐えながら必死に「儲かる投資法」を模索しているというのが実情のようです。

そうしたなか、株式投資の初~中級者に向けて、相場に振り回されることなく、着実に収益を上げる投資法（システムトレード）を紹介し、その具体的なノウハウをやさしく解説しようというのが本書の狙いです。

システムトレードというのは、過去の統計的確率からみて収益が上がる売買パターンを探し出し、そのパターンどおりに株式の売買を繰り返すことによって、「収益が上がる期待値」を実現させ、継続的に安定して儲けようという投資法です。投資の技術においては日本よりも10年は先を行っているといわれる米国において、多くのヘッジファンドなどがシステムトレードによって継続的に収益を上げていることからしても、その有効性は裏付けられているといえます。

著者が実践している投資法は、「勝率80％の逆張りシステムを中心に、数種類のシステムを使い分ける」というもので、これにより、2003年に30万円だった投資資金を2006年には1億円にまで増やすことに成功しました。

特筆すべきは、「一発勝負」で儲けたわけではなく、淡々とシステムトレードを繰り返してきた結果、着実に収益を積み重ねてきたということです。本書においては、そのノウハウのすべてを、誰もが実践できるようにシンプルかつ丁寧に解説します。

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