カーティス・メイフィールド/ゲット・ダウン・トゥ・ファンキー・グルーヴ
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1996年の作品。
カーティス・メイフィールドは、音楽活動に留まらず、米国の黒人の政治意識にも多大な影響を与えた、偉大なミュージシャンです。
僅か14歳でインプレッションズに参加、そこで当時の黒人市民権問題を提起するムーブメントに影響を受け、ソウル・ミュージック界において、最初にそれを積極的に取り上げたミュージシャンのうちの1人となりました。
インプレッションズ脱退後は、さらに商業的にも政治的影響力の面でも、大きな成功を収め、なかでも1972年に発表された『スーパーフライ』は、当時一世を風靡したブラックスプロイテーション(Blaxploitation:"black 黒人"と "exploitation 搾取"の合成語で、センセーショナルなストーリーを黒人俳優が演じる)同名映画のサウンド・トラック・アルバムでしたが、ウケを狙ったような映画の内容とは異なり、アンチ・ドラッグなど彼自身の姿勢が色濃く出たもので、独立したアルバムとして高い評価を受け、彼のキャリアのなかで最大のヒットとなりました。
1973年のアルバム『バックトゥ・ザ・ワールド』では、ベトナム戦争の終結を機に、米国は次は宇宙に戦争を仕掛けるという皮肉を込めたメッセージをコンセプトにしたアルバムを発表し、1970年代後半のディスコ・ブームでもシングル『Do Do Wap is Strong in Here』で健在ぶりを示しています。
そんな彼に悲劇が襲ったのは、1990年。
コンサート会場で照明機器の落下事故に巻き込まれ、その後遺症で半身不随となり、さらに1998年には、糖尿病の合併症により右脚を切断することになり、1999年にはロックの殿堂入りを果たす栄誉に輝くものの、式典には出席できないほど、彼の容態は悪化していました。
そして同年12月26日、惜しまれながら、彼は57歳の若さでこの世を去りました。
このアルバムは、そんな彼の全盛期のファンク・アルバム『カーティス』から3曲、『ルーツ』から3曲、『スーパーフライ』から4曲、『バック・トゥ・ザ・ワールド』から3曲と、非常にバランスの良い選曲のオムニバス・アルバムとなっています。
英国輸入盤なので、英文ライナーノーツがあるのみで、日本語関係の資料はありません。
あと、プラ・ケースのディスクを固定する部分が一部破損していますが(写真参照)、それ以外は美品です。
商品情報
カテゴリ |
エンタメ/ホビー › CD › R&B/ソウル |
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