彫りが違う ピュイフォルカ 純銀950 ロカイユ ポット スターリングシルバー

ピュイフォルカの純銀950のポットです。

ロカイユ模式と花の彫刻が美しいアール・ヌーヴォーなデザインです。

このポットが他のピュイフォルカと違う点は彫りの深さです。
ここまで深く造形にメリハリのあるピュイフォルカは少ないです。
年代はおそらく19世紀から20世紀初頭のものかと思います。
この時代の職人のレベルは高く、彫りの深さが違います。
今でこの技術のポットを作られることはほぼないです。

状態は凹みのない良い保管状態です。
モノグラム入りです。
19世紀から20世紀初頭、銀食器は高貴な人にしか使用されないほど高級なものでした。
名家や高級ホテルが所有していましたが、使用人が質屋に勝手てに売ってしまうことから
困った持ち主がモノグラム、家紋を入れることで質屋の買取をストップさせました。
つまりモノグラムがあることは高貴な方が所有していた考えられます。

こちらのポットは彫りがしっかり残っていることから使用頻度が少ないと思います。
高級ホテルではなく名家の所有だったと推測します。

職人の腕と高貴な方の所有、美しさとロマンのあるポットです。
ぜひ歴史を引き継いで頂きたいです。

サイズ　
高さ　24cm
幅　22cm×12.5cm
重さ　695g
満杯時　1250ml

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