スーツホームレス

「スーツホームレス」
小室 明
定価: ￥ 1600＋税
2000年3月15日第1刷発行。
帯付き、初版本。
一読本で本文には書込み・線引きなどなくとてもきれいな状態です。

内容紹介
公園や街路などで生活するいわゆるホームレスを見かけることも珍しくない。だが、この本で取り上げられているのは、スーツ姿のホームレスの話である。どのような経緯でこうした生活を送るようになったのか、どんな生活を送っているかなどについて重い口を開いている。
例えば、中堅証券会社、岡三証券の元営業マン(58歳)は家族とも別れ、東京・上野公園で絵を描きながら暮らしている。「テントを見ながら仲間と、『俺達も頑張らないと、近い将来ホームレスになるかもね』と話していました。まさか自分がそうなるとは…」と告白している。
スーツを捨てることができないため、ホームレスの世界に溶け込むことができず孤独でもある。夜は公園やビルの陰に寝泊まりし、昼は背広姿で職を探したり、会社に通勤する者もいるという。
この書ではほかに、腕の良い元すし職人、子供を施設に預けている若い母親など様々な経歴を持つホームレス16人が登場する。

他の出品とまとめてお取引の場合、同梱できれば2冊目以降100円引きいたします。

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