アシュフォード・アンド・シンプソン/ザ・ベスト(Capitol Gold)
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1996年の作品。
ニコラス・アシュフォードとヴァレリー・シンプソンは夫婦であり、デュオ・ボーカル・ユニットであり、そしてポップ・ミュージックの歴史に残るソングライター・チームです。
当初は、ソロ・シンガーとしての道も考えたようですが、ロニー・ミルサップ、マキシン・ブラウン、シュレルズ、5thディメンションなどに提供した曲が、さらにレイ・チャールズが取り上げた『Let's Go Get Stoned』のヒットが、彼らを1966年のモータウンとの契約へ導きます。
モータウン専属のソングライター・チームとなったあとは、主にマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの作品を担当し、『エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ』などの大ヒットを発表しますが、タミーの晩年は既に脳腫瘍に冒されており、ヴァレリーが代役でガイド・ボーカルを行い、それに沿ってタミーが歌うということもありました。
ダイアナ・ロス、グラディス・ナイト&ピップス、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズなど、錚々たるモータウン所属のミュージシャン以外にも、テディ・ペンダーグラス、チャカ・カーンなどにも曲を提供して活動を広げていた彼らですが、自身のデュオおよびソロ・ボーカルとしてのキャリアは、ささやかなヒットしかありませんでした。
しかし、1978年の『Is It Still Good to Ya』が全米アルバムチャート20位に入ったのを皮切りに、デュオ・パフォーマーとしての成功が始まり、1982年にキャピタル・レコードに移籍し、1984年に発表したアルバム『ソリッド』は世界的なヒットになりました。
ちなみに、このアルバムについては、2009年のバラク・オバマ大統領就任式で、詞の一部"Solid as a rock"を"Solid as Barack"と変えて歌われたというエピソードもあります。
残念ながら、ニコラスは2011年に亡くなりましたが、ヴァレリーのソロ活動は、舞台に出演したり、コリーヌ・ベイリー・レイなど後進ミュージシャンとの交流など、活発に広がり続けています。 2014年にはバークレー音楽大学より名誉博士号を授かりました。
米国輸入盤なので、英文のライナーノーツがあるのみで、日本語関係の資料はありません。
経年により、白い紙の一部分に黄ばみがありますが、それ以外は美品です。
商品情報
カテゴリ |
エンタメ/ホビー › CD › R&B/ソウル |
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