【アラビア　ピサ　Pisa キャンドルホルダー　2個】

「目立った汚れなし」
「傷や汚れ有り」の2個セットです。

「傷や汚れ有り」→2か所にヒビが入っています。
指で触っても違和感はなく、デザインのおかげで目立ちませんが、お写真にてご確認ください。

その名の通り、イタリアのピサの斜塔を模してデザインされました。
重ねていくとピサの斜塔のようになります。

光の下での輝きはさすがフィンランドクリスタルです。
光が放射線を描くデザインが得意な女性デザイナーケルトゥ・ヌルミネンによるものです。

Kerttu Nurminen
フィンランドのガラス産業で月給制で働く最後のデザイナーであり、男性の同僚の影に隠れていた優秀な女性芸術家。
そして男性が多いガラスの世界で成功している女性デザイナーのひとりです。

ヌルミネンは背が高く、細身で、気さくでユーモアがある。そして控えめです。

彼女は家具店アスコで給与明細を書く仕事のあと、美術デザイン学校（現在のアールト大学）で陶芸を学びました。

ヌータヤルヴィのガラス工場のチーフデザイナーであったカイ・フランクは、彼女の才能を見い出し、卒業後、研修生として工場で採用しました。1970年夏のことです。

同僚にはカイ・フランク、オイバ・トイッカ、ヘイキ・オルボラといったフィンランドデザイン界の大物たちがいました。

ヌルミネンの家族はヌータヤルヴィで自給自足に近い生活を送っていました。

魚は一年中、近くの湖で獲れ、森ではベリーやキノコが採れ、緑豊かな自宅の庭では野菜が栽培されていました。

自然は、彼女の作品の主なインスピレーションにもなっています。彼女の作品には、水が輝き、木が緑になり、果実が踊り、空が青くなる様子が描かれています。

「オブジェを通して、私たちが持っているものの良さ、空気、水、ゆるさを感じ取ることができる」とヌルミネンは信じている。

何十年もの間、彼女のユニークな作品が展覧会において買い集められ、コレクターの宝物となっているのも不思議ではありません。

値段は5桁€に跳ね上がり、月給制の彼女は自分の作品を買う余裕はありませんでした。

ヴィンテージをご理解いただける方に☆

フィンランドが愛するガラス製品の母、Kerttu Nurminenの作品をぜひ、お手に取ってくださいませ♪

サイズ:直径6×高さ4.5cm

アラビア
イッタラ