いなかのうまいもの 国分一太郎
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いなかのうまいもの 国分一太郎
【作品紹介】
食物が自然であった。人間が自然であった。
雑煮。だいど豆。ドンガラ汁・ザッパ汁。ニラタマゴ。餅。山菜。ネマガリダケ。麩。南瓜。握飯。糖豆。木の実。草の実。蕎麦。きのこ。芋煮会。納豆汁。漬物。…
自然と季節にねざし、人びとの知恵と工夫が育ててきた「うまいもの」。それを生活のリズムにしたがって食う喜こび。すこし昔の日本人の食生活の豊かな味わいを綴る。
ここには、いなかそだちのわたくしが、幼いころに食ったもの、いまもなつかしがって食うもの、東北のひとが、昔から食いつないできたもの、その食いかた、食ってたのしむ心のなかなどのことが、書いてある。わたくしのいなかでは、このようにして食ったものだ、いまも食っているものだが、それは、よその地域のひとも食ってみてはいかがですかとの気もちもこめて、書いている。こんなにうまいものを、食わずにほったらかしておくことは、まったくもったいないからである。
【国分一太郎(こくぶいちたろう)】
1911年山形県に生まれる。山形県師範学校卒業。教員生活を経て、現在、日本作文の会常任委員。新日本文学会幹事。
著書「しなやかさというたからもの」「ズーズー先生随聞帖」「ズーズー先生国あるき」(晶文社)「教師」(岩波新書)「新しい綴方教室」「みんなの綴方教室」「続みんなの綴方教室」(新評論)「おじいさんの出場」(あすなろ書房)「ずうずうぺんぺん」(朝日新聞社)「昭和農村少年懐古」(創樹社)ほか。
発行者:晶文社
発行日:1980年7月20日
定価:1,200円
※全体的にヤケ、天や小口にシミ・ヨゴレ、カバーのビニールに破れがあります。
本文はヤケのみで、ヨゴレ等はなく、通読するには問題ないと思われます。
古い本ですので、ご理解の上お買い求めください。
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商品情報
カテゴリ |
エンタメ/ホビー › 本 › 住まい/暮らし/子育て |
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