自転車屋の傍

■■■TPUチューブについて■■■
空気抜けもブチルより緩やかになり、バルブ周り、つなぎ目の確認だけ怠らなければ軽くて長持ち。コスパもよくブチルには戻れません！
・表面が膨張しない程度に空気を入れた状態でセット(説明には0.5barなどと書いているが、膨張させないギリギリということ)
・【最重要】バルブ周りが一番ヨレやすく、バルブが本来の長さ分でてるかを確認(押して強く引っ張るを数回行う)
・TPUチューブのパンクの9割はバルブ周りのヨレです。シワがあると空気圧がそこに集中し、数日でパンクします。ブチルの場合は適当にやっても馴染んでくれるのですが、そこだけが繊細です。
・TPUチューブのつなぎ目にニップル穴がくる場合、そこもパンク原因の2位です。つなぎ目は少しでも膨らんでしまうと負荷が他のニップル穴以上にかかります。その場合はプラグを使うorそこだけペットボトル片などの硬いもので穴をふさぐ。などで対処できます。そもそも全てのニップルホールにプラグをやってからリムテープを巻けば10年近くリムテープ交換不要なのでおすすめです。プラグ(36個入り)も販売しております。
・空気漏れは実際少ないです。が、初期セット段階だと、つなぎ目の膨らみが不十分であるため、馴染む頃に空気圧が分散され、早いな、と感じる時が一回きます。タイヤへの完全密着度が完璧になるのが数日ライドしてからです。それ以降はブチルより密着率があがり、チューブ内の空気圧が常時均一化されるので抜けづらいです。
・Max5bar表記について。数種のTPUにはこの表記ありますが、フレックスリムの場合限定です。その場合も100psiくらい入れても問題ないです。
高圧にする時はつなぎ目近くのニップル穴だけ気をつけてください。

■■■リムホールバルブ■■■
使ってみてください。人生かわります。リムテープの交換の必要なくなりますよ。